はじめに
こんばんわ~。筆者「とも」です。アニメ「がっこうぐらし!」の3話を見ましたので感想を書いていきます。ここ最近いそがしくて、なんだかだいぶ前に見たような気がする第3話「あのとき」。なんとか思い出しながら書いていきます。
ちなみに私は原作を読んでいないので、純粋にこのアニメを楽しんでいます。
「あれ? 1話でウィキペディアを見たんじゃ……」
筆者とも「さわりの方だけだから! くるみのシャベルだけでヤバイと思って他の情報は一切遮断したから! あと私がアラサーで年収二百万しかないこのギリギリの現状でのんきにアニメを見てるって現実も遮断したから!」
「…………」
視聴はこちらからどうぞ
がっこうぐらし! 第3話「あのとき」 ‐ ニコニコ動画:GINZA
第2話の感想はこちら
たしか記憶では「めぐねぇ」の話だった気がする……
1話、2話とその存在の違和感からいろいろと視聴者から考察されている「めぐねぇ」。第3話では彼女のお話がメインだったように思います。
まず、「めぐねぇ」についてざっくり説明しますと「私、教師に向いてないのかな~」と悩みながらも親元を離れてがんばって教師をしている若い女性キャラのことです。
毎日ふつうに生活していて、悩みながらも生徒たちと向き合って「よし! 教師がんばるぞ!」と気合いをいれた日、突如、世界が一変してしまいます。
ゾンビが町中にあふれるのです。
第3話はそのあたりについてと、ゾンビが町であふれかえってしまい学校で暮らすことを余儀なくされた現在進行形の「がっこうぐらし」を映しています。
第3話が本当の意味で1話にあたる気がする
第3話では前の話で仲良く学校で暮らしている4人組の中のゆき、くるみ、りーさんの3人とゆきねぇが屋上からゾンビで溢れかえった町を見渡します。そのとき、はじめて明かされたのですが、彼女たち3人はその場所で初対面だったということです。それぞれ、教師である「めぐねぇ」のことは知っているようですがお互いのことは知りません。そして、4人組のひとりである後輩のみーくんと犬の太郎丸はまだ登場すらしていません。
なのでこのエピソードが本当の意味での1話になりそうです。
演出が最高にいい!
屋上のシーン見ました? 鍵のかかった扉を叩く音。夕日に照らされるゆきと校舎の影にいるめぐねぇ。一回すかしのくるみと先輩の登場。ただごとじゃない気配。
ゆきの屋上からグラウンドをみての悲鳴。
グラウンド俯瞰。
か~ら~の扉のゾンビどーん!
これは怖い! くるとわかってても怖いですよ!
不安のあおり方や緊張感がジリジリくるシーン!
屋上にまでゾンビが押し寄せてきたとき、めぐねぇたちは扉を破壊されないようにとっさにバリケードを作ります。
そして先輩とくるみ、シャベル、ゆきのシーン。
それを見ためぐねぇたち。
バリケード越しにゾンビの体当たりが体中に響きます。
今でこそ、みんなをまとめているりーさんが動揺しながらめぐねぇに語りかけます。
「先生、私たちどうしたらいいんですか! 先生! 先生!」
ここで暗転。この暗転がすごくいい。このあと、どうやって屋上か脱出したのか!?とか、どうやって現在進行形の状態までもっていたったのか!? とか気になるところでの場面転換。引きがいいです。
そして場面は現在進行形のがっこうぐらし!
「停電したからキャンプしようぜ~」という前半とうってかわって明るいカンジ。そこでおのおの「めぐねぇ」について語ります。そこに見回りで明かりをもっためぐねぇ登場。テント越しで外から明かりを照らされています。なかなかに気になる演出です。
気になったところ
ゾンビ襲来の前と後とではゆきの周りの生徒の態度が違うような気がします。現実と理想のような極端な描かれ方です。
そしてめぐねぇの存在。バリケードの外の職員室にいたり、見回りと称してうろついたり。いったいどこにいるんでしょう。
そもそも、ゆき以外の3人とめぐねぇの会話にやっぱり違和感あるんですよね。
まとめ
私が「がっこうぐらし!」に引き込まれる理由がこの第3話で少し文章にできそうです。
それは過去と現在を小出しにしながら進むストーリー展開だからというところです。過去の謎が明かされれば明かされるほど、現在の彼女たちの特異さが際だってきます。そして、その現在の行く末が気になるのです。
まだまだ謎をのこすがっこうぐらし!ですが、第4話では後輩のみーくんにスポットがあたりそうです。
ニコニコ動画では下記の時間に生放送するようです。楽しみにして待ちましょう。
「がっこうぐらし!」4話上映会 - 2015/07/31 02:00開始 - ニコニコ生放送
おまけ
もっと第3話の感想が読みたいなという方は、こちらのブログの感想と考察がオススメですよ
また閣下が3話について言及していらっしゃいます。
海外の感想
がっこうぐらし! 3話 海外の感想 悪夢の始まり! | おたやく!
※追記
↓第4話の感想はこちらからどうぞ
原作3巻