どうも! 週刊少年ジャンプ大好きな「とも」です。
子どものころから毎週かかさずに読んでいるジャンプですが、今回はWEBやアプリから読める「ジャンプ+(プラス)」の作品を私の超個人的なランキング形式で紹介します!
第11位 学糾法廷 完結編
本来ならランキング10位からはじめたいところなのですが、その前にこの作品を語らなければならないでしょう。
本誌「週刊少年ジャンプ」で連載されていた「学糾法廷」の最終話です。原作者は新人の「榎伸晃」先生。そして作画はデスノートやヒカルの碁でおなじみ「小畑健」先生です。
次号予告で小畑先生が作画されるとわかってから、連載前にもかかわらず私はとてもわくわくしていました。新人の榎伸晃の作品もジャンプの公式サイトで読んでて(─陸王─)受賞作とずいぶんイメージ変わったな~って思いながら、いざ新連載を読んでみたらね、うん。ちょっと違和感がね。バクマンの劇中作「PCP-完全犯罪党-」みたいな感じかなと思ったらなんかね。
それでも最後くらいは! 打ち切りと言えども最後くらいは連載前に練りに練ったすごい伏線とかが回収されるんじゃないかってね、そう思ってジャンプ+のアプリを起動した時期もあったんだですけどね。
でもね、まあたぶんこれ子ども向けに作られてるから、ホラ。私もう大人だし。
そういうことなんですよね、きっと。 次回作に期待しましょう!
第10位 殺さない屋
では気を取り直して次にいきましよう。第10位は「殺さない屋」という読み切り漫画です。ワイトアール先生なんですが、すみません。この作品を読むまで存じ上げておりませんでしたが、とてもおもしろかったです。主人公のお母さんとお姉さんが協力して主人公を殺し屋にしようとするのですが、普通に学校生活をすごしたい主人公がそれを拒否するっていうのがおおすじの流れです。次も読み切りか連載で読みたい!
第9位 とんかつDJアゲ太郎
とんかつ屋の息子アゲ太郎が昼はとんかつ夜はDJブースを上げちゃうぜ! っていうお話。絵が緩くて作品の雰囲気とあってて読んでて楽しいです。個人的には小山ゆうじろう先生の「ジェントルくん」を本誌で読んだ衝撃が忘れられない! ちなみにジェントルくんもジャンプ+で読めますよ!
第8位 きっかけはプラネタリウム
第10位に続いてこちらも読み切り漫画です。次世代マンガ賞第二回の佳作を受賞している本作。私はツイッターで知ったのですが、これ最初読んだとき「これが次世代のマンガか……」とそのまんまのつぶやきをしたような気がします。この作品にはふきだし(会話)がなく、たんたんとストーリーが進んでいくのですがWEBならではのコマ割がとても作品にマッチしています。作者さんはまた何か描いてくれないかな~。
スズノヘヤ | SUZUNOHEYA - ハシモトスズ ホームページ
第7位 葦原大介読切リバイバル作品
ワールドトリガーを本誌で連載している作者の読切作品が二つセットになっています。ワールドトリガーの迅が主人公の実力派エリート迅もおもしろいのですが葦原先生のポテンシャルはROOM333にこそ秘めています。ラストのコマとかやばいでしょう。手塚賞の準入選とったのも納得ですよ。今なら前作リリエンタールも掲載していますのでぜひご一読を!
第6位 CHERRY TEACHER佐倉直生
〈毎週日曜更新〉個性派揃いの女子校生たちを新米教師・佐倉直生が全力の愛情で受け止める!?ハイテンション女学園コメディ!! [コミックス1巻発売中]
上記がジャンプ+における本作の説明文ですが、内容もそのまんまです。絵がうまいのに、内容がいい意味で振り切ってておもしろい! ホント、絵がうまいのに。登場人物の女の子達もかわいいし、とくに何も考えずに気楽に読めるのでオススメです。ちょこっとエッチな描写が、(いや、あれはちょこっとか?)あるけどオススメです。リアルで人に勧めるときはこっそり教えてあげましょう。
CHERRY TEACHER 佐倉直生 1 (ジャンプコミックス)
- 作者: 立花和三
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2014/11/04
- メディア: コミック
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第5位 ジャンプの正しい作り方!
おにぎり屋さん「サクライタケシ」がジャンプの制作現場を漫画でルポするという漫画です。最初は読んでいなかったのですが、一話のページ数が短かったのでまとめて読んじゃいました。作者さんはジャンプの制作過程の取材からアメリカへ行っちゃったりとなかなかハードなスケジュールで漫画を描いていたみたいですが、とてもおもしろかたです。突然、連載が終わってしまってちょっと残念。コミックスになるらしいので、そのあたりをルポした漫画が発売されるコミックスに追加されるみたい。楽しみにして待とう!
第4位 ラブデスター
本誌で「エニグマ」を連載していた榊健滋先生の新作漫画。エニグマがおもしろかったから今回のお話はどうだろうと思って読んでいたのですが、まんまとハマってしまいました。内容としては「被験者として惑星に連れ去られた学生達が、真実の愛を見つけなければ死んでしまうという」というものです。主人公らはみんなを励ましながら帰るすべを探しているのですが、なにせ連れ去られた人数が多いのでいろいろなドラマが起こっちゃうんですよね~。これも一種のデスゲーム系なのでしょうか。とにかく続きが気になります。たまに息抜きの緊張感のないギャグ絵に癒されます。
第2位 エルドライブ
あれ? 4位の次は3位じゃないの? って? すみません。3位はないんです。
なぜなら上位3作品はなかなかに僅差で甲乙つけがたかったもので2位が2作品あります。そのひとつが本誌で「家庭教師ヒットマン REBORN!」の作者「天野明」先生の「エルドライブ」です。
本誌のリボーンは、個性的でオシャレなキャラたちがキャッキャウフフしてた初期のギャグが大好きだったのですが、このジャンプ+で連載されている「エルドライブ」もいいカンジでキャラたちがキャッキャウフフしております。ヒロインの其方美鈴(そのかたみすず)もカワイイし、チップス警部補もカワイイ。最初、主人公に寄生している「ドル-」と「チップス警部補」がキャラ的にかぶっているようにかんじていましたが、今ではしっかり見分けがつきます。個性的な仲間も増えてきて、美鈴の謎や過去の話も明らかになっていきそうでとっても楽しみです。
更新するのに少し時間があきますが(隔週連載なのかな?)、なんだかレア感あって掲載されているのを見つけたらやっぱり嬉しいです。毎回カラーなのがすごい!
第2位 KISS×DEATH
同着2位のもうひとつはこちら叶恭弘先生の「KISS×DEATH」です。本誌でプリティフェイスやエム×ゼロを連載されていた作者のポテンシャルがいかんなく発揮されている本作。今までのラブコメに、SFとサスペンスをミックス! まさにSFラブサスペンス!
ストーリーとしては、宇宙の囚人達の乗った宇宙船が地球に墜落したところからはじまります。囚人達は近くを通りかかった女学生たちに寄生して脱走。数年後、そこを通りかかった主人公である男子高生に囚人を率いていた警察みたいな宇宙人が寄生。脱走した囚人を回収する! というかんじです。
その回収方法がね、漫画のタイトルにあるとおり「キス」をして舌に寄生した囚人を捕らえるんですよね。しかも囚人たちは宇宙人の力をつかって寄生した女の子達を超絶美人へと変貌させているんですよね。うん、そして囚人達は5人(5匹)いるんですよ。うらやまし た、たいへんなことですよね。みんな宇宙人の力でめちゃくちゃ強そうなんですよ。メガネの委員長みたいなキャラが鉄骨投げてましたもん。死ぬわ、コレ。
しかも主人公が女の子苦手のヘタレときたから、寄生した宇宙ポリス(?)は大変。そのせいでピンチになったりするし。かわりに私が
とにかくおもしろいのでまだ未読の方はぜひ読んでみてくださいね。
そして栄えある私の中の第1位は……
原作乙一/作画ミヨカワ将
「山羊座の友人」です。
せつなさの名手「乙一」と本誌連載「スターズ」の「ミヨカワ将」がやってくれました。私は乙一先生の本はすべて読んでいたのですが、どうしても収録されていない山羊座の友人だけは読むことができなかったので、原作を知りません。だから毎月更新されるこの漫画をどれだけ心待ちにしていたことか。しかもスターズのミヨカワ将先生の絵柄もこのお話にすごくマッチしていてもう本当にありがとうございます!
あらすじとしては「不良を殺したいじめられっこを主人公が匿う」という話しなのですが、いろいろと伏線が張り巡らされていたり主人公の部屋には不思議なものが流れ着くというファンタジー要素がストーリーにからんできたりと、もうラストを読んで放心してしまいました。読後感がもうなんも言えない。
この漫画を読んだら、読んだ人とこの作品について話がしたい。そんな漫画でした。
まとめ
今回の「ジャンププラスの漫画私的ランキング」はいかがだったでしょうか?
ジャンプ+では上記のランキング以外にも「ドラゴンボール」とか「デスノート」とか他にもいろいろと連載されています。
実はまだ一度も読んでいない作品もありまして、「あの作品もオススメだよ!」 「筆者『とも』はなんであの作品をランキングに入れていないんだ!」という作品がありましたら教えていただければ幸いです。
どんどんおもしろい作品が連載されて、どんどんジャンプ+が盛り上がっていくといいな~。
おまけ1
ジャンププラスの漫画「山羊座の友人」を途中で変換してしまい「山羊座の雄二」ってだれやねんと思いました
— 牛野トモ (@tomo20140823) 2015年6月10日