6月になりましたね。そちらは雨、降ってますか?
雨が降って車を洗車しなくてラッキー! とか考えている「とも」です。
今回は学生時代から読んでいた漫画「イエスタデイをうたって」が、ついに最終回をむかえましたので、その感想を書いていきたいと思います。(ネタバレ注意)
そもそも「イエスタデイをうたって」ってなんぞ?
そう思っているそこのアナタにざっくりと説明します。
ウィキペディアが!←
という冗談はさておいて、この漫画はフリーター「リクオ」と謎の少女「ハル」とそのまわりがやんやんするお話です。
私がこの作品と出会ったのは学生時代。
週刊少年ジャンプを読んでいたら、漫画と漫画の間に「ビジネスジャンプ」という雑誌の広告でリクオとハルの上から俯瞰したツーショットが掲載されておりました。
この少年漫画にはない独特な落ち着いた絵柄。そして「イエスタデイをうたって」という意味深なタイトル。
これはね、読むでしょ。だってなんだかめちゃくちゃ好みなカンジなんだもの。
そして実際に読んでみたらドハマリですよ!
この作品の空気感、最高すぎる!
4巻まで読んだ。しかし続きがなかなかでない事件!
1巻から4巻まで出ていたので買ったんですよ。でも5巻がでない。なかなかでない。
それもそのはず。この作品の5巻発売するの3年くらいかかってるんですよ。
当時はそんなことしらないものだから、いつでるんだろう? まだかなまだかな? と頭の隅でイエスタデイをうたってましたよ。
コンビニによったらビジネスジャンプを手にとって、巻末の連載作品ページ見て載ってるか載ってないか見たりして。
そうこうしていたら、なんか他の連載がはじまったりしてるじゃないですか。冬目先生! そっちも買っちゃう!
あるときから突然、どんどん掲載されて巻数がでる!
これにはびびりましたね。なんというか、イエスタデイをうたってって掲載されてない、新刊がなかなかでないのがデフォなんですよ。それによってなんともいえないプレミア感といったらわかりますか? そういうのがあったんですけど、とんとん載っけちゃうものだから私は逆に不安になってしまいました。
まさか、これ、もうすぐ最終回近いんじゃね?
そして今日発売のグランドジャンプで最終回!
ネタバレをしてしまえば、最終回に「リクオ」と「ハル」は出てきません。
まわりでやんやんしていた愛すべき連中がやんやんしております。
この演出がね、もうね、イエスタデイをうたっての最終回に相応しいよね。
だけど大好きなイエスタデイをうたっての完結は、嬉しいしめでたいしおめでとうなんだけど、やっぱり少し寂しいな。
学生時代から読んでいて、私は社会人になって、そして彼らと同じ年齢に近づいていって、同い年になって、そして今では彼らより年上になってしまって。
私の青春もこの作品と共にいつのまにか終わってしまっていたんだなぁ……
おまけ 個人的に好きなセリフ一覧
1巻 早川「強いぞぉ……パワー5だ」
モブ「ゲームボーイ貸してやろっか?」
2巻 滝下「声の大きな人が『これは芸術です』って言えば」
「みんなそう思うんじゃないかな?」
4巻 先生方「あまりにピュアだわ」
しなこ「……しょうがないんじゃないかな…」
「人の心は移ろいやすいものだし…」
追記
最終巻(11巻)についてはこちらからどうぞ
イエスタデイをうたって 11巻(最終巻)が明日発売だ! 画集―YESTERDAYS― 2も同時発売! - ねこくまブログ
追記の追記 2019年4月まさかのアニメ化発表!
グランドジャンプで2015年6月に完結した「イエスタデイをうたって」が、2019年4月に同紙でアニメ化すると発表されました。あれから4年もたっていたんですね。
時の流れは早いものです。しゃべったりうごいたりするハルとリクオを見て、この漫画を読んでいた青春時代を思い出しちゃったりするかもしれません。どんな映像になるかとても楽しみです。
また最終回の後日談を描いた新作読み切り「イエスタデイをうたって 特別編―11・S14―」が、2020年4月17日に発売されます。こちらもあわせて楽しみです。
イエスタデイをうたって afterword