どうモ~。仮想通貨後発組のひとり「牛野トモ」です。
普段は「ねこくまブログ」というブログを運営しているのですが(最近は全然更新してない)、今後はこちらのALISでリハビリがてら仮想通貨記事を書いていきたいと思います。
(ALIS β版ではうまく記事が公開できなかったので、今回までははてなブログで公開します)
今回は「仮想通貨後発組の現状」と「これから」についてです。
仮想通貨後発組とは
仮想通貨(ビットコイン)とかを後発組の初心者が買ってみた結果 - ねこくまブログ
上の記事では、私がはじめて仮想通貨の取引をした当時を書いています。
1ビットコインが200万円をこえ、250万円にタッチ。
テレビでニュースとなり、世間の認知度が飛躍的にのびていました。
「靴磨きの少年が相場の話をしたら相場の天井」という逸話があります。
そのような時期に参入しても遅いのか、そうではないのか……
結果、2017年12月8日に10万円分購入して1週間後、13万7000円という成果がでました。
「もしかして遅くないかもしれない」
前回の記事はここで終わっています。
仮想通貨後発組のその後……
調子にのった私は、その後さらに5万円追加購入しました。
・TRON(TRX)
仮想通貨取引所のZaifでイーサリアムを購入し、BINANCE(バイナンス)へ送金。当時は草コインが流行っていたため、いきおいで賛否両論のTRON(トロン)を購入。
・ALIS(ALIS)
仮想通貨取引所のZaifでビットコインを購入し、Cryptopia(クリプトピア)へ送金。日本発のソーシャルメディアALIS(アリス)も追加購入します。
そうして2018年1月上旬、合計15万円の軍資金がなんと60万円に届くか届かないかくらいまで暴騰します。
「後発組でもチャンスはあったんだ!」
これからどんどん相場もあがっていく……そんなことを考えていたのですが……
2018年1月 すべてがうまくいっている。でもお正月のおみくじは……
2018年のすべりだしは順調でした。お正月のおみくじも「大吉」だったんですよ。
ただその内容に
・相場:売れ 大利益あり
と記載が。
「大利益?。60万円くらいじゃ大利益とは言えないな~。もっと取引して億り人を目指すぞ~!」
含み益があることにより、気が大きくなっていた私。
ゆっくりと下がる相場を確認しても、おみくじに書かれていた助言を無視するという暴挙にでます。
今、あの頃に戻れるのなら、境内の階段を駆け上り、助走をつけて、のんきにお守りをみている自分にドロップキックをかましたいです。
そして2018年1月後半、仮想通貨民全員におとずれた魔のコインチェックNEM流出事件が発生!
2018年1月26日コインチェックで約580億円相当のNEM(XEM)が盗難されました。
この事件により、私の含み益の大半を占めていたリップルが身動きをとれなくなってしまいました。
2018年2月 みるみる下がる相場。それに対しなにもできないジレンマ。
遅きに失する場面ですが、仮想通貨の退避先としてハードウォレットの購入に踏み切りました。
Ledger NanoS (レジャーナノS) です。アナウンスでは届くのに一ヶ月かかるとのこと。
それまでさすがに含み益がなくなることはないだろう。そう予想していたのですが、60万円あった資産が15万円に。
15万円は私が投入した原資です。すべての含み益はなくなってしまいました。
2018年3月 リップル解放! 伸るか反るか! 感覚が麻痺して水面下で買い増しをおこなう!
2月3日に公式サイトから注文したLedgerNanoSが今日届いた。そろそろCCからXRP動かせるようになりそうだからタイミングばっちり(白目) pic.twitter.com/5AfFZgzDRL
— 牛野トモ (@tomo20140823) 2018年3月9日
月初めにLedgerNanoS(レジャーナノS)が到着。月の半ばにコインチェックで身動きのとれなかったリップルが売買・入出金できるようになりました。
ただし15万円あった原資は、なんと10万5000円と大暴落。原資から-4万5000円となりました。
感覚が麻痺してきた私「めちゃくちゃ安いじゃん。仮想通貨のバーゲンセールだー」
仮想通貨取引所bitbankでリップルを1万円分追加の買い増し。おそるおそる指値を入れます。
ありえないくらい下に、指値を入れて「相場が上がっても原資が回復するからよし。下がってもお得な値段で買い増しできてよし」のどちらに転んでもオイシイという作戦。
まさか1XRP50円で刺さるとは思いませんでしたけど。
2018年4月 仮想通貨は底を打ったのか? 「現状」と「これから」どうするのか?
上の写真は私の仮想通貨を視覚化してくれるアプリ「クリプトフォリオ」のグラフです。
登録したのが2018年1月くらいなので、絶頂期からスタートしています。みるみる下がって、若干持ち直しているようみえる最後の日付は、この記事を書いている2018年4月19日の夜です。
原資16万にやっと戻りました。ホント長かった。ここ数ヶ月は息がつまる思いでした。
ただし問題はこれからの行動です。私の選択肢としてはいくつか考えられます。
1. さっさと原資を回収。仮想通貨から足を洗う
→原資割れのときは元にもどるだけでもありがたかったのですが、上がり相場なので撤退を拒否。
2. 絶頂期との差を考えて今すぐ「買い増し」する。
→クジラの売りを警戒。ただしリスクとリターンで考えたら今がチャンスのような気がする
3. だまし上げの可能性を考慮して、下に指値をつける
→どんどん上昇する相場なので、チャンスを逃す可能性がある。余裕をもって下から眺めることができるかどうか。
4. もうすこし様子をみる
→実は1週間ずっといつ入ろうか悩んでいて、「やっぱ今日はやめた」をくりかえしている。その間に上昇する相場……
「負けないことを最優先」するなら、1でしょう。少額でも勝ち逃げしたい。
でも、上がり続けている相場なので本当は今すぐにでも2の選択をしたい!
そんな1と2の妥協案として、私は3と4を選択します。
私はすでにいくつか通貨をもっているので、やはりここは「上がっても下がってもどちらでもおいしい作戦」が吉!
まとめ
今回の「仮想通貨後発組の現状とこれから」はいかがでしたでしょうか。
「仮想通貨後発組の現状」とは、戦争で敗れた兵士が、砂漠をさまよい歩き疲れた果てにたどり着いたオアシスのようなところで「この水は飲んでいいのか。ここもすぐに砂漠になるのか。奥に行けば果実があるのか」と疑心暗鬼におちいっているようなものだと、渦中にいる私は思います。
それでもあの数ヶ月を乗り切った経験は、きっとこれからの相場を見る目として活かされるはず。
ところで人生には3つの坂があるそうです。上り坂。下り坂、そして「まさか」です。
このあとの相場がどちらに転ぶかわかりませんが、最後まで読んでくれたあなたの仮想通貨ライフが良きものであるよう祈っています。