どうも! 筆者ともです。
今回は「ねこくまブログ」らしく、久しぶりに猫にまつわる記事を書いていきたいと思います。注目したのは各国の猫の鳴き声です。
猫の鳴き声の国別の擬音語一覧
猫の鳴き声は、どの国でもいっしょです。ただし、同じ猫でも国ごとに文化が違うので、鳴き声が独自の擬音語になります。それらをまとめて確認していきましょう。
- アフリカーンス語 ミャーウ
- 英語 ミュー
- フランス語 ミャオ
- ドイツ語 ミアオ
- 日本語 ニャーニャー
- ロシア語 ミャウ
- スペイン語 ミャオ
- スウェーデン語 ミヤンミヤン
おわかりいただけたでしょうか……他の国が「ミ(M)」ではじまるのに日本だけ「二(N)」であることを! 「ニャーニャー」ってきこえるのは日本人だけなんですね。
国別に猫の鳴き声をひとつずつマネして、飼ってる猫がどんな反応をするかためしてみた
つぎは国別にひとつずつ鳴き声に注目していきます。どの鳴き声が、本当の猫の鳴き声に近いのか確かめてみたいからです。
というのも、うちで飼ってるおばあちゃん猫が、最近夏バテなのかトドのように寝てばかりいるんですよね。
私が「ニャーニャー」と話しかけてもまったく相手にしてくれないので、きっと日本式の鳴き声がいけないんだと思います。
うちの猫ってちょっと外国かぶれなところあるから。(そこらへんで拾ってきたふつうの猫です)
アフリカーンス語「ミャーウ」で猫と会話してみた結果
「ミャーウ」……とてもかわいいですね。さっそく、うちの猫に話しかけてみます。
筆者とも「ミャーウ」
うちの猫「…………」
筆者とも「ミャーウ」
うちの猫「…………」
筆者とも「ミャーウ! ミャーウ! ミャーウ!」
うちの猫「…………」目をあけているのに遠くを見つめている。
……どうやら南アフリカで使われている「ミャーウ」は、ちょっと猫と意思の疎通がはかれない仕様みたいです。そういうことなら仕方ないですよね。気を取り直して次の国をためしてみましょう。
(※ちなみにアフリカーンス語は南アフリカ共和国に普及している言語になります。)
英語「ミュー」で猫と会話してみた結果
筆者とも「ミュー」
うちの猫「…………」
筆者とも「ミュー」
うちの猫「ニャアウ!」
筆者とも「!! ミュー! ミュー! ミュー!」
うちの猫「…………」目をあけているのに遠くを見つめている。
英語の「ミュー」は2回目の呼びかけで返事をしてくれました! さすが全世界共通語の英語です。これはいけると思ったのですが、ただ、それ以降は反応がありませんでした。……暑かったのかな?
フランス語・スペイン語「ミャオ」で猫と会話してみた結果
筆者とも「ミャオ」
うちの猫「…………」
筆者とも「ミャオ」
うちの猫「……」
筆者とも「ミャオ! ミャオ! ミャオ!」
うちの猫「…………」目をあけているのに遠くを見つめている。
……いや~、うちの猫がフランスかぶれじゃなくて安心しました。フランスかぶれだったら、猫と会話するのにワインとか勉強しないといけないところですよ。スペインだったらサッカー勉強をしないと!
ドイツ語「ミアオ」で猫と会話してみた結果
筆者とも「ミアオ」
うちの猫「…………」
筆者とも「ミアオ」
うちの猫「…………」
筆者とも「ミアオ! ミアオ! ミアオ!」
うちの猫「…………(スッ)」そっと顔をそむける。
はずかしがりやなのかな……バームクーヘンは好みじゃないみたい……
日本語「ニャーニャー」で猫と会話してみた結果
筆者とも「ニャーニャー」
うちの猫「…………」
筆者とも「ニャーニャー」
うちの猫「…………」
筆者とも「ニャー! ニャー! ニャー~~~~~~~~!」
うちの猫「…………(スッ)」そっと顔を下にむける。
以前から日本の方式はためしていたので、順当な結果ですね。とくに問題ありません。
ロシア語「ミャウ」で猫と会話してみた結果
筆者とも「ミャウ」
うちの猫「…………」
筆者とも「ミャウ」
うちの猫「…………」
筆者とも「ミャウ! ミャウ! ミャウ!」
うちの猫「…………」しっぽの先が、ぶるぶると震える!
すごい! しっぽで会話ができました! おそロシア!
スウェーデン語「ミヤンミヤン」で猫と会話してみた結果
筆者とも「ミヤンミヤン」
うちの猫「…………」
筆者とも「ミヤンミヤン」
うちの猫「…………」
筆者とも「ミヤン! ミヤン! ミヤン!」
うちの猫「…………(チラ)」さっきからうるせえなという目。
筆者とも「…………ごめんね。うるさかったね……昼寝のジャマしてごめん……」
まとめ
今回の「猫の鳴き声の擬音語が国ごとにちがっておもしろいから、うちの猫にためしてみた!」はいかがでしたでしょうか。
やはり英語は世界共通語でしたね。ふだん相手にしてくれない猫が会話してくれました。うれしかったです。
それにしても、国ごとの文化がちがうっておもしろいです。ちなみに、ほかの動物でも鳴き声の聞こえ方が国によってちがいます。
この本の220Pと221Pに、猫の国別の鳴き方の他に「牛の鳴き声」「蜂の鳴き声」「豚の鳴き声」「鶏の鳴き声」「カラスの鳴き声」「犬の鳴き声」「ア ヒルの鳴き声」「蛙の鳴き声」「鳥の鳴き声」「おんどりの鳴き声」「フクロウの鳴き声」「ヒツジの鳴き声」が書かれています。ほかにもいろんなリストが書 いてあるので、ちょっとした雑学がほしい方におすすめですよ。